おもてなしNo.1 「シャトー・ラフィット1781風呂」
- 器(スケール) :★★☆☆☆☆☆☆☆☆
- 血汗(エナジー) :★★★★★☆☆☆☆☆
- 不衛生(エンガチョ):★★☆☆☆☆☆☆☆☆
- 真心(ホッコリ) :★★★★★★☆☆☆☆
セレベスト織田信長で始めて登場した記念すべきおもてなし。
われらが主人公、織田信長が百芝重工社長の「重工の六角」に披露した。
いまみてみると「ワイン風呂」という我々パンピエストにも想像できる贅沢の範囲であり、それの最高級品が出てきたにすぎない。これ以降登場するおもてなしの前座で信長が挙げてみせるような「するってえと」レベルである。このおもてなしから筆者は「織田信長は受けは得意だが攻めは苦手なタイプ」と誤った分析をしていた。(それはこの後にでてくる信長のおもてなしで間違いとわかる。)
しかし、重工の六角が「かつて先代に少しだけ舐めさせてもらった」とシャトーラフィットに関するエピソードを挙げており、もしかすると信長はあらかじめ六角の好みをリサーチしていたのかもしれない。
おもてなしの優劣は相手の感性による部分も大きい。相手の趣味嗜好に合わせたおもてなしを行うこともセレベストの腕の見せ所であり、真心(ホッコリ)を大事にする信長のおもてなしスタイルの表れとも考えられる。
また、主人公織田信長のセレベスト哲学を端的に示した名ゼリフ「だろォ~~~~!」が初登場したのもこのおもてなしである。とにかく自分の楽しいと思うことを相手にも全力で楽しんでもらいたい、そんな贅沢すぎる欲望がセレベストの真核(ビリーフ)なのである。