セレベスト織田信長 全おもてなしレビュー

セレベスト織田信長に出てくる全「おもてなし」のレビューを目指すブログです

おもてなしNo.5 「メンデル衆亞空間(メンデルスゾーン)」

遺伝学の祖「G・J・メンデル博士」とそっくり同じ面構えをした老若男女のメンデル衆(メンデルス)が舞い踊り、めくるめくメンデル衆空間(メンデルスゾーン)を作り出す!セレベスト界でも一二を争う狂気の誇るおもてなし。スタンド攻撃でこういうのあった。

メンデル面は整形等でなく、メンデル似の人間を世界中からスカウトし、メンデルとまったく同じ食生活を送らせることで実現した天然養殖モノだと言う。メンデルと同程度の遺伝知識も身につけさせている徹底ぶり。メンデル面はメンデル博士の外面的な特徴だけでなく、メンデル博士の持つ知性をもその内に備えているのだ。

全く同じ顔が迫りくるインパクト、そして遺伝の不思議、生命の神秘を訴えかけるグルーヴがまさに遺伝子の底から観客を魅了し、メンデルスゾーンとメンデル全然関係ないじゃんとか言う思考すら完膚なきまでに粉砕する。

おもてなしもすごいがおもてなしの主、「今川義元」のいで立ちもすごい。彼のいう所ではこの格好は「ヨーロピアン・コンサバティブ」らしい。「コンサバティブ」とは保守的、伝統的なファッションのことである。中世ヨーロッパでは股間に全身タイツをまとわせた人間を絡みつかせるのが正装だったのだろうか。歴史への無学さを痛感する次第である。